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映画版「ハゲタカ」批評レビュー

映画版 登場人物・キャスト
鷲津政彦 - 大森南朋
劉一華- 玉山鉄二
三島由香- 栗山千明
守山翔- 高良健吾★
古谷隆史- 遠藤憲一★
西野治- 松田龍平
飯島亮介- 中尾彬
芝野健夫 - 柴田恭兵
★が映画版からの登場人物です。

ネタバレがないようにしたいと思います。

キャスティング、カメラワーク、ストーリーともに素晴らしく、
見る側に真摯な態度を要求する上質な映画です。

ストーリーの好き嫌いはあるかもしれませんが、
映画としての完成度が高く、
見て損をするようなことは絶対にないはずです。

今年一番のおすすめ映画です。

「誰かになるんだ」「拾え!」

玉山鉄二演じる劉一華のセリフです。
今回の映画のテーマを端的に言い表しています。

狂気に近いぐらいの、
金への執着と向上心を持った劉一華。

派遣社員という、誰かになることを許されない社会で生きる
守山翔(高良健吾)に対して言ったセリフですが、
私たち観客に向けて伝えたかったメッセージのように感じます。
「拾え!」というのは、もちろんお金です。

玉山鉄二はハマリ役です。
もともと、演技力の高い役者さんで、
テレビ版で出来上がったハゲタカの世界に途中参加という形ですが、
その存在感は際立っていました。

今回は鷲津でも芝野でもなく
完全に玉山鉄二の映画と言っていいと思います。

それ以外にも高良健吾、遠藤憲一、映画版からの俳優陣の
キャスティングに関しては、文句のつけようがないです。


次にカメラワークですが、意図的にアップを多用しています。
決してテレビドラマにあるような俳優の演技をごまかすようなものではなく、
観客に向かってメッセージを発しているかのような演出です。
(一般的に、カメラアングルは引いた状態だと、セリフの喋り手と受け手
双方の演技が必要とされますので、それだけ演技力を必要とします。)

ストーリーに関しては、
2時間半で多くの登場人物を描くという意味で、大変難しかったはずです。
西野治(松田龍平)の扱いに困ったのではないでしょうか。
また、リーマンショック、派遣切りなど
昨年から続く不況を感じさせるエピソードが随所に描かれています。

ネタバレをしないようにしていますので、多くのことは書きませんが、
「鷲津に憧れた人間は、不幸と隣合わせ」ではないかと思ってしまいます。

難点をつけるなら、鷲津の知略・戦略のすごさというものが、
若干、伝わりづらいかなという所はありました。

ストーリーに関しては好き嫌いもあると思いますが、
個人的には、強くおすすめしたい作品です。

こんな方にオススメします
・テレビ版が好きな方
 テレビ版を見て期待が高まっている方でも、その期待に応える作品です。  

・社会人の方
 自分で働いて、お金を「拾っている」方たちの方が、理解・共感されると思います。

・玉山鉄二が好きな方
 玉鉄ファンは必見です。
 広末涼子と共演の「Presents」でもその演技力の高さを見せていましたが、
 今回は真逆のキャラクターを見事に演じきっています。

こんな方にはオススメしません
・デートで見に行こうと思っている方
 気持ちよく爽快な気分で、映画館を出たいという方には
 オススメしません。 

・経済や株価、ファンドの基本的な知識がない方
 本当に少しですが、以上の知識がないと見るのがしんどいかもしれません。 


以上が、映画版ハゲタカの批評レビューです。

下記のページで、ハゲタカ以外の経済ドラマをご紹介させていただいています。
ハゲタカほか、おすすめの経済ドラマ映画特集

作品詳細はこちら
ハゲタカ@映画生活

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